こんにちは、ル・ノーブル梅田ディアモール店です。
10/1から10/31までディアモール店では『北欧フェア』を開催しております
なかでも注目は北欧ビンテージ食器✨
長い歴史を生き抜いた北欧食器たちが店頭に集まっております。その中には既に製造所が閉鎖されてしまったブランドも、、😭
今回はブランドごとに商品を一部ピックアップし、ご紹介してまいります!
★北欧ビンテージについて
北欧ビンテージとは、前述のように長い歴史を渡り歩いてきた北欧生まれの食器たちです。
今でも人気の高い北欧食器たちの歴史や文化の片りんを、ビンテージとして楽しんでいただけるため、食器コレクターたちに愛され、大切に引き継がれてきました。
現代では作られていない、昔ながらのフォルムやデザインから、ぬくもりと伝統を感じられる、そんな素敵な食器たちです。💕
★ブランドと商品紹介
①『アラビア』の食器
1873年に誕生した北欧フィンランドの名窯ARABIA社。シンプルでありながらモダンで、機能性・デザイン性、そして品質の高さにも富んでいます。世界中の人々に愛されているムーミンのキャラクターを再現したシリーズなどが人気です。
カイ・フランク、ビルイエル・カイピアイネン、ヘイッキ・オルボラなど、世界屈指のデザイナー達が個々の感性を自由に表現した作品は、常に世間を魅了しています。
現在のル・ノーブルでもたくさん取り扱われていますが、今回紹介する食器はもう手に入らないものばかりです。
・カイラ(1969ー1985) 税込6,050円
落ち着いた3色のラインがなじみやすいシリーズ。落ち着きのあるデザインですが、ベースが白色なので、重くなりにくいです。
・カトリッリ(1975ー1977) 税込14,300円
エステリ・トムラ がデザインした蓮の花がモチーフのシリーズ。製造期間が短いため、とても希少です。レトロな風合いが可愛いですね。
・シルビア(1949-1964) 税込6,820円
今でも人気なデザイン『エミリア』を手掛けたライヤ・ウオシッキネンがデザインしたシリーズ。ナイーブなタッチが魅力のデザインです。
・アークティカ ロゼ(1983ー?)税込6,600円
手掛けたのは、ARABIAを代表するデザイナーのエステリ・トムラ。彼女らしい可愛らしいデザインが魅力的です。
②『グスタフスベリ』の食器
1825年にスウェーデンのストックホルムに設立。芸術家のウィルヘルム・コーゲ、リサ・ラーソンなど素晴らしいデザイナーにより、個性豊かなテーブルウエアを数多く生み出しました。
現代のラインも当時の設備を活用しながら、ひとつひとつ手作りに近い製法で作られているので、大量に生産されるものとは異なりひとつひとつ表情の違う温かみのある製品に仕上がっています。
・ベルサ(1960ー1974頃) 税込14,300円
リンドベリの代表作でもあり、グスタフスベリを代表するシリーズ。葉脈がくっきりと描かれた木の葉モチーフです。
・クロッカス(1970) 税込9,020円
モチーフとなったクロッカスの花は、長い冬を乗り越えたところで咲く花として、北欧の人々に愛されています。アラビアにもクロッカスシリーズがありますが、雰囲気が違って可愛い印象ですね。
・レッドアスター&ブルーアスター(1960) 各税込18,700円
キク科のアスターがシックな雰囲気を漂わせるため、和洋どちらにもなじむ柄です。近代にはない味わい深い色味をしています。
③『ゲフレ』の食器
1910年にスウェーデン東部に設立。良質なテーブルウェアを作って来た陶磁器メーカーで、セラミックのアーティスト作品や日用品で有名になりました。
アーサー・パーシーやオイゲン・トロストといった著名なデザイナーが在籍。1935年にUpsara Ekeby(ウプサラエグビー)に買収されましたが、1979年までゲフレ・ブランドの陶磁器を作り続けました。
・アグネッタ(1975-1979) 税込6,600円
おそらくゴム版でプリントされた模様が、シックな色合いの中にも華やかさを出してくれています。
模様、色、絵柄、全てのバランスが良く、愛らしさを感じる食器です。
・ジュリア(1973-?) 税込8,580円
茶色の実とオリーブの葉っぱ、グリーンのラインがこれからの季節にピッタリ。少し明るめのラインが一本入ることで、全体的に暗い印象にさせず、爽やかさを出してくれています。
④『ロールストランド』の食器
スウェーデン王室御用達の窯として、欧州で2番目に古い歴史を持つ1726年創業の陶器メーカー。18世紀に装飾性に富んだ高品質な製品で高い評価を受け、19世紀後半になると国際的な賞をいくつも受賞するようになりました。
2001年~フィンランドのイッタラの傘下となりましたが、その後もロールストランドブランドを存続し格式高い製品を生み出し続けています。
・シルヴィア(1976ー?) 税込9,900
250周年アニバーサリーで制作されたこのシリーズ。は、裏面にはその文言が記載されています。スミレの花が繊細に描かれており、地の白さと相まってとても美しいです。
・アネモン(1965-?) 税込15,400円
ロールストランドを代表するマリアンヌ・ウエストマンの作品。アネモネがはっきりと描かれており、色味とのバランスが美しいです。
⑤ガラスの食器
少数ながらガラス素材のビンテージ食器も入荷しております。どれも貴重な商品になりますので、かなり少ないですが、紹介していきます!
◎イッタラ
1881年に森と湖の国フィンランドの大自然の中でガラス製品製造メーカーとして誕生しました。
ガラス吹きマイスター、ピーター・マクヌス・アフラハムッソンによる高品質のガラス器は、「特別の輝きを持ったガラス」として当時の人々を魅了。 以来、その美しい輝きと伝統のクラフトマンシップを今に継承するガラスメーカーとして、高品質で高感度な製品を作り続けています。
近年はガラスにとどまらず「テーブルウェアの総合ブランド」としてコレクションも充実。シンプルでモダン、美しいフォルムは使いやすく、また素材を越えた色の組み合わせが楽しめます。
・『ツァイッカ』(1957-2015) 税込4,950円
長年に渡り愛されたツァイッカは、昔から北欧食器を愛用されていた方には記憶に新しいかもしれません。
もともとフィンランドではホットワインを飲む習慣があったため、それに使用されていたとか。
耐熱ではないビンテージ食器なので、熱湯を注ぐことはおすすめしません。
・『マリスコーリ』(1965ー?) 税込11,000円
長年製造され、様々なカラーが生み出されたマリスコーリ。上部のフリルが愛らしく、飾るだけでも可愛く、フルーツを乗せたり、お花を生けても可愛いですね。今回はダークブルーの色味のみ入手できました。
◎リーヒマエン ラシ
1910年から1990年まで稼働していた名高いフィンランドのガラス工場です。家庭用のガラス製品から高品質なデザインのガラスまで幅広い範囲で生産を行っていました。
手吹きのガラス製品とカラフルなアートガラスを1976年まで、クリスタルを1977年まで生産していました。
その後1990年に閉鎖するまでは、工場ではガラスとプラスチック製のパッケージの生産が続けられていました。
『グラッポニア』(1971-1975) 税込6,600円
ガラス工場として有名だったリーヒマエン ラシの食器。その中でもグラッポニアは有名なシリーズです。
今回入手できたので、クリーマー。そのまま一輪挿しにも使える大きさで、しっかりとした重さがあります。
◎ヌータルヤルビ
1793年にフィンランドで創立しました。初期のころは窓ガラスやボトルなどを手吹きで生産し、のちに熟練されたハンドクラフトの技術で有名になりました。
1950年にはWärtsilaグループに買収され、フィンランドの有名なデザイナーKaj FranckやOiva Toikkaなどが在籍していましたが1988年にIittalaと合併。
2014年にIittalaに生産が移されるまで、Iittalaブランドの名の下にガラス生産を続けていました。
『フルッタブルー』(1698) 税込11,000円
『フローラアメジスト』(1966-1973) 税込6,600円
両方とも現行商品を多数手がけたデザイナーOiva Toikkaの作品です。マウスブロー製法で作られており、ひとつひとつガラスの厚みが違うのも魅力的です。現行のフルッタと一緒に使用しても可愛いですね。
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以上少数ですが、入荷した商品を紹介致しました!👏
今にはないデザインや形のものが多く、トキメクものがあります🥺是非店頭で実物をご覧ください!
最後にビンテージ食器についてですが、
ビンテージ商品は中古品となります。経年による貫入や欠け、シミなどがございます。あらかじめご了承ください。
※価格は10/5現在のものです。
お問合せはLINE、メール、お電話でもお伺いしています。お気軽にお問合せください。
※ ご覧の時期によって価格等ご案内の情報が異なる場合がございます。最新の情報は各店舗にてご確認ください。