京都が誇る伝統工芸品、空女~小野多美枝氏の『京薩摩』13点が再入荷しました。
京薩摩は明治初期から大正期にかけてわずか数十年の間だけ花開いた京都の焼き物です。
薩摩焼と比べて、より繊細で雅やかなところが特徴で、文化の拠点だった京都ならではの
美的センスが生かされた構図でたちまち欧米人を虜にしたといわれています。
その後、日本にも急速に工業化の波が押し寄せ、様々な理由から京薩摩は急速に衰退しました。
一度は廃れた京薩摩を現代に蘇らせたのが、空女こと小野多美枝氏でした。
今回は入荷アイテムの一部をご紹介☆
京薩摩 鉢 桜紋菊型 左側:黒 右側:赤 各129,600円(税込)
どこまでも緻密で一見して人が手描きして施した絵だとは思えないような絵付けです。
細部まで細やかに描かれいつまでも見入ってしまうような作品。
京薩摩 九谷和ガラス ロックグラス 108,000円(税込)
こちらは、九谷焼と江戸硝子を融合させた九谷和グラス ロックグラスに、
【現代の京薩摩】の柄を特別に絵付けを施したものです。
グラスを覗き込むと小さな宇宙を感じさせる万華鏡のような模様です。
九谷焼の脚の部分にも隙間なく京薩摩の絵付けがされています。
京薩摩 京薩摩×アウガルテン 小皿9cm山水(桜) 151,200円(税込)
こちらはアウガルテン磁器工房 メロンホワイトシリーズ 小皿に絵付けを施したものです。
9cmの小さな豆皿の中心部分に煙るように咲く満開の桜が描かれています。
裏面には、アウガルテンのバックスタンプと「空女」と小野多美枝氏のサインが記してあります。
店頭で是非ご覧くださいませ。
皆様のご来店お待ちしております。
※京焼・清水焼 伝統工芸士 小野多美枝氏 -空女- について
高校卒業後に清水焼窯元にて絵付け職人として勤務。2年後京都府立陶工高等技術専門に入学し染付けの職人になる。結婚後も家で受け取りの仕事や窯元に行き絵付けを続け、1996年、友人の勧めで京都伝統工芸大学校にて絵付け講師に就任、染付け・上絵の実習を教える。 その後「赤絵細描」と「京薩摩」に出会い、独学で研究、3年後に展示会を行う。2011年NHK「美の壺」出演、2012年京都美術工芸大学 絵付け講師に就任。
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