こんにちは、ル・ノーブル梅田ディアモール店です!
ただいま開催中の『英国フェア』に伴い、英国ブランドのビンテージ食器が入荷しました
今では手に入らない貴重な食器や、既に閉鎖してしまったブランドの食器もございますので、
是非ご一読ください!
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🇬🇧英国ビンテージ食器とは
イギリスには、ウエッジウッドやロイヤルドルトンなど有名な窯元がありますが、
1950年代から80年代にトレンドを生み出し、一世を風靡した窯元の多くは、吸収合併を経て閉鎖の道を辿りました。
しかし、そこで作られた食器は、現代では作られていない、昔ながらのフォルムやデザイン、使い込まれた温もりがあり
コレクターたちに愛され、大切に引き継がれています。そのデザインに魅了される人は少なくありません。
※【金彩】の状態につきまして
アンティーク・ヴィンテージ品のため、特に金彩につきましてはどちらの商品におきましても、経年による細かいスレ・キズ・変色・汚れ等はございます。この点はあらかじめご了承くださいませ。
長い時代愛され続けてきたヴィンテージ品であることをご理解いただき、今後も末永くご愛用頂ければ幸いです。
🇬🇧ブランドと入荷商品紹介
今回入荷した商品をブランドごとにご紹介いたします。
なおこちらで記載される価格は2025年9月6日現在のル・ノーブル梅田ディアモール店での価格になります。
金額が気になる際は店頭にてご確認くださいませ。
また、商品の在庫数に限りがございますので、お品切れの際は悪しからずご了承ください。
🌿Royal Albert(ロイヤルアルバート)
1896年にトーマス・ワイルドとトーマス・クラーク、ワイルド親子によって、創業された英国ブランド。
創業者が英国王室を愛するあまり、ヴィクトリア女王の夫と女王夫妻の孫ジョージ王子にちなんで
「アルバート」と名付けられました。創業の翌年にはビクトリア女王即位60周年記念の記念品を依頼され、
1904年に「ロイヤル」の称号を得ました。
①リントン トリオセット(1930年代)11,000円
②ラベンダーローズ トリオセット(1961-2009)11,000円
ロイヤルアルバートは現在でも多くの食器を生み出している英国ブランドです。
ノーブルが取り扱っている食器では、ミランダカーさんとコラボしたシリーズも大人気ですね。
①のリントンは可愛らしい柄の多いアルバートらしく、手書きでお花がポップかつカラフルに描かれています。
繊細なタッチが可愛らしすぎず、品のある魅力を醸しだしています。
②のラベンダーローズはビンテージ食器としても人気の高いシリーズ。
1961年から2009年と長期間製造していたことから、多くの方に愛されている事が伺えます。
🌿Royal Crown Derby(ロイヤルクラウンダービー)
英国で唯一、ふたつの称号を冠する陶磁器ブランド。
1750年に創業され、1775年に国王ジョージ三世よりクラウンの栄誉を、
そして1890年にはビクトリア女王よりロイヤルの名を賜りました。
正真正銘のメイド・イン・イングランドを守り続ける貴重なブランドで、
全ての工程を英国・ダービー州の自社内で行っています。
①ピンク トリオセット(1930年頃?)11,000円
②ダービーポウジーズ トリオセット(1940-1945)11,000円
③ダービーポウジーズ クリーマー(1940-1945)5,280円
ロイヤルクラウンダービーもノーブルで取り扱っているブランドのひとつです。
現行商品でも細やかで繊細な模様が美しく、見ている側を魅了します。
①のピンクトリオセットは出回っている数が大変少なく希少なため、商品情報を見つけることができませんでした。
ただ、商品の形や質感、柄の様子から1930年頃ではないかとされています。
なかなか手に入らないレア商品です。
②③ダービーポウジーズは最もポピュラーな絵柄で1900年から製造しています。
100年以上も続く人気の高い柄です!
🌿Minton(ミントン)
1973年から続く『ミントン』はトーマス・ミントンの家族経営から始まり、
1870年になる頃には顧客としてヴィクトリア女王、ヨーロッパ王室、日本の皇室を抱えるほどの食器メーカーへと成長。
1973年にロイヤルドルトンの傘下に加わったのち「ミントン」としてテーブルウェアを作り続けていましたが2015年に廃止されました。
①ハドンホール トリオセット(1948-2011)11,000円
②スプリングブーケ トリオセット(1987-1997)11,000円
ミントンの食器は今でも多数のお問い合わせをいただきます。それほど愛されたブランドといことですね。
①のハドンホールはミントンでもポピュラーな柄で、製造の長さからしても代表する柄と言っても過言ではないと思います。
今でもこちらの食器をお探しの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
②スプリングブーケはハドンホールと同じ形で、柔らかなタッチのバラが描かれています。
ロマンチックな柄は今でも人気の出そうな素敵な雰囲気ですね。
🌿Tuscan(タスカン)
1876-1967年の間にイギリスのスタッフォードシャーで製造された英国の高級ボーンチャイナブランド。
20世紀後期にウエッジウッドグループに入ると「ロイヤルタスカン」に名前が変更されました。
鮮やかな色と大胆なパターンを高く評価され白い背景に色鮮やかな植物を描くデザインが多く用いられています。
丈夫で破損しにくいことでも知られていて、商業用ラインも製造していました。
①ピンク花柄 トリオセット(1920-1929)11,000円
②ピンク花柄 トリオセット(1936-1946)11,000円
③イマリ風レトロ花柄 トリオセット(1936-1946)11,000円
①桜の木が並ぶどこか日本の風景のような模様は、製造された年代から考えると
革新的なデザインだったことでしょう。美しい景色を見ているようで飾っていても素敵ですね。
②は淡いピンク地に手書きの花柄模様が可愛いカップソーサーです。
どこか昭和レトロのような雰囲気があり風情を感じます。
③は伊万里焼に影響を受けたようなデザインで鮮やかなブルーが目を引きます。
和風ながらも異国情緒を感じる素敵なデザインですね。
🌿Paragon(パラゴン)
1903年にエインズレイの創設者の息子によってエインズレイ ・カンパニーの一部として設立。
1938年にクイーン・エリザベスが皇太后がだった時代に自身の許可証を発行し、その後王位についてからも、
女王は先例にしたがい、自身の許可証を発行。現在まで、ブランドはエリザベス二世より王室御用達の許可証を授かっています。
1992年に一パラゴンの名前での生産は終了しましたが、特別版が販売されたりしています。
①ファーストチョイス トリオセット(1981)11,000円
②ケーキプレート (1957-1960)3,080円
③ケーキプレート(調査中)3,080円
④クアトロセット(1960年代)26,400円
①のファーストチョイスは1981年の1年間だけ製造された貴重な逸品です。
美しい白地に鮮やかな小花柄が印象的でどれも手書きとなっています。
②③はケーキ用のお皿として使うことができるサイズです。
②はプリントですが、華やかさとぬくもりを感じるデザインとなっています。
③は情報があまりないため、調査中です。申し訳ございません。
④のクアトロセットですが、4点揃って残っていることが大変珍しく、ビンテージ食器としては貴重なものとなります。
鮮やかな緑と鳥、花の模様が美しい逸品です。本名はは『ロッキンガム』と言います。
🌿Foley China(フォーリーチャイナ)
1903年創業のE.BRAIN CO. LTD のブランド名。
1958年に買収したコールポート社へ移りました。1963までフォーリーの名前は残されていましたが、
現在ではウェッジウッド・グループに入り、
その名前を見ることができるのはアンティークのみとなっています。
①リンドハースト トリオセット(1930年頃?)11,000円
②花柄トリオセット (1930年頃?)11,000円
フォリーチャイナはあまり世間でも知られていないブランドのため、情報が大変少なく不確かなことしか掴めませんでした。
ただ手描きのような質感は大変美しく、希少であることは確かです。
①のリンドハーストは白地にブルーの花が爽やで、現代の英国食器にはない味を感じ、
仕入れてきたディアモール店スタッフイチオシのトリオです!
②の花がらトリオセットは地がうっすら黄みを帯びていて暖かさのある雰囲気を感じます。
どちらも気になられた方は是非お手にとってご覧ください
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以上で紹介を終了します!
他にも有名ブランド、ウェッジウッドやロイヤルウースター、またガラスのケーキスタンドなどもありますので
是非ご来店ください!
また気になる商品があればお気軽にお問い合わせください!
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※ ご覧の時期によって価格等ご案内の情報が異なる場合がございます。最新の情報は各店舗にてご確認ください。