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丈夫で便利、そして可愛いと今や日常使いにかかせないパラティッシシリーズ。
当初は高級洋食器として特別な日に使う食器だった歴史があります…。
パラティッシ
1968年誕生
1968年にアラビアの陶芸作家ビルガー・カイピアイネンが果物、花、ベリーの図柄をデザインしたテーブルウェアを発表。食器にフィンランド語で楽園を意味するパラティッシと名付けられました。
彼がはじめに製作したのはブルーとイエローのカラーのタイプで、その後1972年にブラックとホワイトのパラティッシが誕生します。
カイピアイネンがまず決定したアイテムはオーバルプレートでした。
オーバルはカイピアイネンのアート作品にも頻繁に登場する形であり、彼にとって最も身近な形だったようです。
パラティッシは、多くの上流階級からも支持が高く、多くのフィンランド人にとってステイタスとなり、国民の高級食器としての地位を獲得していきます。
この食器は日常的には使わずに、パーティーの時や特別な日にだけテーブルセットが華やかになるように使われました。それ以外の時には家の食器棚の最も良く見えるところに飾られているものでした。
1974年、経済的危機に陥ったアラビアは工場の従業員を整理し人員を半分にまで削ります。
アート部門にはビルガー・カイピアイネン、ヘルヤ・リウッコ・スンドストロム、ルートゥ・ブリュックのみが残ります。
ラインナップも大幅に縮小され、パラティッシも生産中止となりました。
しかしパラティッシ再生産の要望はつよく、1988年 アラビアが経済的体制を持ちなおした時に、カラーパラティッシの生産が再開されます。そして、更に10年以上後の2000年にブラックホワイトのパラティッシが再び生産されました。
そして、再生産された際、オーバルのパラティッシを円形に変更することを決定しました。カイピアイネン自身もその変更を了承し、オリジナルデザインの多くに手が加えられ円形へと変更されました。
なんとなく円形が定番で、オーバルは変形皿…と思っている私ですがオーバルが最初…という歴史が以外です。
近年は、円形より場所をとらず、なおかつお洒落な演出力もあるのでオーバルが大変人気です!
我が家で頻繁に登場するのが14.5㎝サイズ。
最初少し小さいかな…と思っていたのですがまぁ便利!
いつもすぐに完売してしまう大人気シリーズです!
ご来店お待ちしております!