こんにちは、長岡京店のオゴウです。
先日10/19(木)に、ウィーンの窯アウガルテンよりペインターにお越し頂き、絵付けのセミナーを行いました。
長岡京市という、京都市から電車で10分という距離にはありながら、名古屋や奈良からもお越し頂き本当にスタッフ一同嬉しく思います!
午前の部、午後の部と別れて各5名ずつ、2時間半という当店にしては時間が長く濃厚なセミナーとなりました。はるばるウィーンからお越し下さったアンドレア・ギャログさん。日本が大好きだそうで、日本食も好きでわさびも食べられるそうです。アンドレアが丁寧に教えてくれているので、初心者の方でも楽しんでいただけたようです。
セミナーの様子
まずは絵具をガラス板の上に溶いていきます。絵具は粉とテレピン油で溶きます。油絵と同じですね。ここで丁寧に絵具を溶いておかないと、お皿に描いていく際に描きにくくなりますので、しっかりと油と絵具をなじませておくことが重要です。
次にステンシルのように、縁取りをします。今回ペイントして頂くのは「シンプルフラワーブーケ」。シンプルフラワーブーケのシリーズは、こうして基本的な輪郭が決まっているので、そこに色をのせていきます。
筆つかいでまったく違う作風になるのはおもしろいですね。ちなみにこの筆は、アウガルテン独自で作られたもののようですよ。
縁取りをしたあとは、絵具で色を乗せていきます。なるべく少ない手数のほうが、きれいに仕上がります。筆の半分に絵具を付け少しグラデーションをつけるようにアンドレアは描いていきます。(これが難しい・・・)
アンドレアが描いてくれた見本を参考に、ご自身でも描いてみてもらいます。何度でもテレピン油で消すことができるので、それで練習し、筆に慣れて頂いてから本番を描き上げてもらいます。
初めて、という方もいらっしゃいましたが、何度か練習するうちに慣れてきます。
ひとまず・・・
お皿のリム(縁)のところはアンドレアが描いてくれ、完成となります。じっくりと練習もする時間を設けてくださったため、どれもきれいに仕上がっていますね。後日焼成しまして、お渡しとなります。
セミナーの部屋
今回セミナーを致しましたお部屋は「マルチファンクションルーム」にて行いました。こちらでは、各種セミナーを毎月行っております。定期的に行っているのは英会話と習字ですが、不定期にポーセラーツやクレイクラフトなども開催しておりますので、店頭へお問い合わせくださいませ。
ちなみに・・・
アウガルテンではペインターを番号で管理しており、アンドレアのペインター番号は「350」。アウガルテンではヘレンドのようにペインターを指定してのオーダーはできかねますので、アンドレアの描いた作品をゲットされたい方は「350」の番号の品をぜひ見つけてみてくださいね♪
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