いよいよ6/9よりはじまります、フィンランドフェア。
そのなかの北欧ヴィンテージ品は、スタッフがフィンランドで買い付けてきたもの。
「かわいい~!」が詰まったカップたちが並びます。
アラビア時代のティーマが少しだけお目見え予定✨
アラビアのティーマ、って、え?イッタラちゃうの??と、ティーマをご存じの方は思われるかも。
いまはティーマはイッタラから販売されているのですが、じつはもともとアラビア社のもの。
ティーマの前身モデルであるキルタというシリーズがありまして、カイ・フランクというデザイナーが主体となってデザインされたシリーズです。
それまでの装飾的で華やかなディナーセットではなく、誰もが使えてコンパクトに収納もでき、安価に買い足すこともできるように、キルタはデザインされました。
「Smash the Service!」ディナーセットを粉砕せよ
というスローガンのもと開発のチームが組まれて、生まれたのがキルタです。
戦後の敗戦国だったフィンランド。
他国の状況、アラビアとして、デザイナーとして、いち国民としてなど、さまざまな思いが交錯していたんじゃないかなぁと、当時のことを知れば知るほど感じます。
今回は、NETショップには載っていないお店限定のガラスアイテムも♬
なつかしいマリボウル。そしてビアジョッキ。このビアジョッキはビール好きスタッフが「これほしい!」と買ってきたもの。
そして、ヌータヤルヴィのガラススタンド。きれいですよ~~
アラビアは今でこそタイムレスデザインが主流となっていますが、それは戦後くらいからのデザイン。
もともとやはり洋食器メーカーなので、こういったビーダーマイヤースタイルみたいな洋食器を作っていた時代もありました。
でも、洋食器とはいえいわゆるリム(ふち)のあるプレートなどではなくて、形がシンプルなのがアラビアらしいといえばらしいんでしょうか。
アールヌーボーみたいなシックな雰囲気のあるデザイン。
トリオで揃っています。
ここからはフィンランドの景色を少し。
買い付けにいった場所の近くはこんな雪景色でした。
当時は気温マイナス1度。ヒートテックを二重に着込んで、スノーブーツを履いて、厚手の上着を着て行動していました。
1月下旬のフィンランド、夜が長く朝九時くらいになってようやく明るくなってくるものの、雲に覆われているのでず~っとどんよりした天気です。
フィンランドの街中。
イルミネーションがところどころあってきれいでした。
街の中は雪は解けて氷になっていて、つるつる滑るので歩くのは注意が必要。この1週間前は気温がマイナス18度だったらしく、この時はまだ寒さはマシでした。
海に面しているので魚介が豊富で、生魚も食べられるフィンランド。
でもこちらはトナカイが半分くらい乗っているアンティパスト。
ソーセージやジャーキーなどもあって、なかなか独特なお味でしたが、ワインと一緒にいただくと味わいがしっかりあってすごくおいしかったです。
飲食店ではトナカイメニューをよく見かけたので、ポピュラーなのでしょうか。
フィンランドは治安もよく、カフェは日本語メニューを置いてあるところもあって過ごしやすい国なのかもしれないですね。
移住してきた日本人も見かけました。
ぜひみなさまもフィンランドへ行ってみてください♪
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