普段は店頭では取り扱いしていない、『ウルティマツーレ』や『ラーミ』のグラスなどもご覧頂けます💕
『ウルティマツーレ』
Tapio Wirkkala(タピオ・ヴィルカラ)によって1968年にデザインされた、「Ultima Thule(ウルティマ ツーレ)」。Ultima Thule(ウルティマ ツーレ)とは、氷と雪に覆われた最も北の、そして最も過酷で神聖な地を意味しています。
タピオ・ヴィルカラは北極の神秘性、フィンランドの冬景色、ガラスのように透き通る氷からインスピレーションを受け、フィンランドの大自然をこのグラスのデザインに凝縮させました。
独特のフォルムは、今もなお吹きガラス職人の不屈でたゆまない技術によって生まれています。
フィンランド・デザイン界でも多才な才能の持ち主として世界的に名を馳せたタピオ・ヴィルカラ(1915-1985)は1946年からイッタラのデザイナーとして活躍しました。
同時にフィンランド・デザインの応用美術の父親と言われるほど多方面、多素材で数々の賞を獲得しています。
出身地であるラップランド地方の豊かな自然からインスピレーションを受け、ガラス製品から切手のデザイン、実用的なグラフィック、はたまた都市景観などあらゆる作品を発表し、特にガラスに関してはKaj Franck(カイ・フランク)、Timo Sarpaneva(ティモ・サルパネヴァ)と並び、フィンランドを代表するデザイナーとして知られています。
『ラーミ』
デザイン界でもっとも影響力のあるデザイナーのひとりであるジャスパー・モリソンによるダイニングコレクション「Raami(ラーミ)」。
フィンランド語で“フレーム(枠)”を意味するラーミコレクションはセラミック、グラスウェア、木製品のラインナップが揃い、朝食からディナーまでテーブルを居心地のよい空間へとカジュアルに演出してくれます。
ロンドン出身のプロダクトデザイナーであるジャスパー・モリソンは、ロンドン王立芸術学院を卒業後、ベルリンにてデザインを学び、1986年にデザイン事務所Office for Designを設立する。
東京・ロンドン・パリに居住しながら世界各地を移動し、家具から交通機関まで、多岐に渡るデザインを手がける。
簡潔かつ変わらぬ価値を持ち続ける普遍的なデザインに特徴があり、現在最も影響力のあるプロダクトデザイナーの一人です。
大人気の『マリメッコ』がお買い得です🎵
こちらも普段店頭展開していないウニッコ柄の大皿とスクエアのペアプレート↓
マリメッコの象徴であるUnikko(ケシの花)は、マリメッコのコレクションにフラワープリントがほとんどなかった時代に誕生しました。
「Unikko(ウニッコ)」など、2021年に70周年を迎えたマリメッコを代表するデザインの多くはマイヤ・イソラが手掛けたものです。
マイヤはフリーランスのデザイナーとして活動し、約500のデザインがマリメッコに採用されます。
プリントデザインの代表作であるウニッコは、花をモチーフにした1964年の作品群の一つでした。
ウニッコ以降、マリメッコでは花のモチーフが重要な要素となります。
少しですが、フィンランドを代表する現代のガラス作家、『Markku Salo/マルック・サロ』と『Alma Jantunen アルマヤントゥネン』の作品が店頭でご覧頂けます。
『Alma Jantunen アルマヤントゥネン』
ビビットな色使いが特徴的なフィンランドの吹きガラスを製法を使った現代ガラスアート作家です。
Nuutajarviヌータヤールヴィで制作活動をおこなっている彼女の作品は数々の賞を受賞しています。
『Markku Salo/マルック・サロ』
元々テレビや家電製品のデザイナーとして働いていました。
ガラスを扱う経験が無かったにも関わらず、Oiva Toikkaにスカウトされ、1983年にNuutajarviヌータヤールヴィ社に入社しました。
彼は量産を目的としたプロダクトにおいても妥協の無いデザインセンスを発揮し、そのキャリアを通じて現代的なアートと伝統的なガラス工芸技術を融合させた作品を制作してきました。
独創的なデザインと鮮やかな色彩、そして優れた職人技によって特徴づけられます。
サロの作品は、国際的なガラスアート展や博物館で展示され、多数の収蔵品に選ばれています。
フィンランド国内外の数多くの賞を受賞し、フィンランドの芸術文化に大きな貢献をしています。
*Nuutajärviヌータヤールヴィのガラス工場は、1793年にフィンランドで創立しました。
初期のころは窓ガラスやボトルなどを手吹きで生産し、のちに熟練されたハンドクラフトの技術とフィンランドのデザイン企業各社とのコラボレーションにより有名になりました。
Nuutajärviは1950年にはWärtsilaグループに買収されます。
フィンランドの有名なデザイナーKaj Franckは、1951年から1976年にかけてNuutajärviでアートディレクター兼デザイナーとして活躍しており、他にもOiva Toikka、Heikki OrvolaやSaara Hopeaなどの有名なデザイナーが在籍していました。
北欧ヴィンテージもまだまだ商品ございます❣
是非ご来店お待ちしております💨
※ ご覧の時期によって価格等ご案内の情報が異なる場合がございます。最新の情報は各店舗にてご確認ください。