こんにちは、ル・ノーブル ネット店です。
ネットショップのオフィスは京都の中でも南の方に位置している長岡京なのですが、日が沈むと気温がマイナスになる寒い日が続いています。
寒さに弱い私は、暖房器具が視界に入る度にふらふらと吸い寄せられて、じーっと前で立ち止まってしまいます・・「温かい」ってすごく魅力的ですよね。
さて、今日はロイヤルウースターの入荷アイテムをご紹介したいと思います。
こちらに描かれた鳥たちも、イチゴがすごく魅力的な存在だったに違いありませんね。
あのウィリアム・モリスの人気デザインをテーブルで楽しむ。ウィリアム・モリスマグの数々。
アーツ・アンド・クラフツ運動の旗手として知られるウィリアム・モリス。
1834年生まれ、英国の思想家でもあるモリスは、近代デザインにも大きな影響を与えた人物として有名です。
聖職者をめざしてオックスフォード大学に進学した際に、後のラファエル前派の芸術家となるエドワード・バーン・ジョーンズらとの
出会いがあり、モリスは文学や建築・芸術の世界にのめり込んでいきました。
1859年、モリスの自宅兼アトリエとして建てられた赤いレンガ造りの家「レッド・ハウス」は、モリスと仲間達によって、設計から壁紙、ファブリックに至るまで手掛けられた建物として知られています。地上のパラダイスをコンセプトに立てられたこのレッドハウスには多くの芸術家が集い、やがて大きな運動の先駆けとなっていきます。
モリスは、産業革命の大量生産で粗悪な商品が増えていく状況を批判し、芸術と仕事、そして日常生活への統合という理念を掲げモリス商会を設立。1880年代にはこの思想は大きな一つの運動となり「アーツ・アンド・クラフツ運動」と呼ばれるようになります。これらの思想は後のアールヌーヴォーなど、各国の美術運動に影響を与えたとされています。
人気モチーフ「いちご泥棒」をはじめとした、モリスコレクションが入荷。
英国の陶磁器界で初のロイヤル(王室御用達)を拝した英国ブランド「ロイヤル・ウースター」から、ウィリアム・モリスのデザインのマグが入荷してきました。
ウィリアム・モリスのデザイン活動の中でも特に充実しているのが、この自然の樹木や草花をモチーフにしたテキスタイルデザインでした。
「家の中に、役に立たないもの、美しいと思えないものを置いてはならない」という言葉を残しているウィリアム・モリス。日常の暮らしを美しく彩るレッサーアーツとして楽しみながら、ホットドリンクで温かいひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
ロイヤル・ウースター ウィリアムモリス いちご泥棒 マグ 350cc インディゴ
「一生懸命育てていたイチゴを、食いしんぼうの鳥たちが食べてしまうんだ!」
そんな園芸の困った日常のワンシーン。そのエピソードから着想を得て誕生したのが
ウィリアム・モリスの「いちご泥棒」のデザインです。ウィリアム・モリスのデザインの中でも有名でとても人気のあるデザインの一つです。マグは3色での展開です。
ちなみにこのモチーフに登場している鳥はツグミなのですが、実際にイチゴ泥棒をしていた鳥は違う種類だったようです。
ロイヤル・ウースター ウィリアムモリス フルーツ マグ 350cc(イエロー)
フルーツは1862年にウィリアム・モリスが初めてデザインした3点の壁紙の中のデザインの一つです。
ウィリアム・モリス後期のデザインには枝が絡み合うような複雑なパターンが多くみられますが、
この頃の作品では地の空間を活かした比較的シンプルなデザインが特徴となっています。
自然が持つ魅力を損なわないよう配慮しつつ、写実的になりすぎないような表現を目指していたといいます。
ロイヤル・ウースター ウィリアムモリス ゴールデンリリー マグ 350cc(オレンジ)
ウィリアム・モリスが手掛けたデザインと思うほどの完成度。
彼の思想を受け継いだジョン・ヘンリー・ダールによるデザインです。このゴールデンリリーは
モリス商会の大きな遺産の一つだとも言われています。
ロイヤル・ウースター ウィリアムモリス ピンパーネル マグ 350cc(グリーン)
ピンパーネル-Pimpernel-社は80年の歴史がある、イギリスの家庭で長年愛され続けているプレイスマット&コースターメーカーです。2006年ポートメリオン社との提携により、ポートメリオングループのブランドの垣根を越えたデザインの交流を行っています。