こんにちは、ル・ノーブル ネット店です。
朝夕の降るような蝉しぐれに、夏の盛りを感じる今日この頃。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
祇園祭の時節も終え、夏の京都はようやく普段の装いを見せています。
祭りと言えば、私が人生で一度は見てみたい祭りの1つに「ねぶた祭」があります。
“人形ねぶた”と呼ばれる山車が運行し、“跳人(はねと)”と呼ばれる踊り子たちが「ラッセラー」の掛け声と共に踊り歩く東北・青森県のお祭りです。
8月上旬に青森県各地で開催され、毎年述べ200万人以上の観光客が訪れるそう。
東北三大祭りの1つにも数えられる「青森ねぶた祭り」は、1980年からは国の重要無形文化財にも指定されています。
わたしもニュースやガイドブックなどで見たことはあるのですが、いつかその迫力を肌で感じてみたいと思っています。
そんな夏の風物詩「ねぶた祭り」をガラスの器に映し出したアイテムが入荷しました。
津軽びいどろ ねぶた
津軽びいどろ ねぶた タンブラーペア 300ml FS-71550
色鮮やかな津軽びいどろの特徴を活かして、「ねぶた祭り」の鮮やかさを8色の色ガラスに映しとったタンブラー。
硝子の透明感と多彩な色が響き合う、華やかで心はずむテーブルウェアは、硝子職人が丁寧に手作りした一点ものの表情も魅力です。
津軽びいどろとは?
「津軽びいどろ」は、津軽半島の西側に広がる七里長浜の砂(珪砂)から作られたガラス工芸品。
紀元前一世紀の頃から受け継がれてきた「宙吹き」の技法を中心に、流麗なガラスの美を創りあげています。
津軽びいどろのガラスを作る際に、珪砂に含まれる鉄分が変化し現れる独特の緑や茶褐色は、どこか懐かしさを感じるようなそんな優しい色合いです。
特に青や緑の色には、青森の美しい海を思わせる瑞々しい佇まいが感じられ大変魅力的です。
また、手作りならではの柔らかな形は、日本の暮らしにもよく似合います。
青森県より伝統工芸品の指定を受けた確かな技と、自由で個性的なデザイン。
繊細で美しいハンドメイドガラスの逸品をお楽しみください。
津軽びいどろのおすすめアイテムをご紹介します。
大川薫工房 花器 奥入瀬新緑 26cm
「奥入瀬」の名前のとおり、新緑に染まる頃の渓流の美しい情景が目に浮かぶような色合いの逸品。
重厚感のなかにも活気あふれる明るい雰囲気があり、丸みを帯びた形が優しい印象の作品です。
この夏は津軽びいどろで視覚に涼を取り入れませんか
津軽びいどろのルーツは「浮き球」。
海に浮かんでいる、あの丸い球のようなものです。
漁業の際にしかけの場所を示す目印のとして使われる浮き球の製造が、いつしか青森を代表するテーブルウェアの一つになったのです。
みちのくの豊かな自然に育まれ、その優しい響きがぴったりとくる素朴な味わい。
日本の風景ともぴったりな津軽びいどろで、この夏に涼を取り入れてみてはいかがでしょう。