工房探訪記-エマブリッジウォーター絵付け体験

こんにちは、ル・ノーブル仕入課の新入社員です。

カラフルでポップなデザインで有名なエマブリッジウォーターを紹介します。

訪問した日は、午前中は雨、お昼は快晴、午後は吹雪というなんともクレイジーなお天気でした。イギリスではよくあることらしいです。。

こちらが、エマブリッジウォーターの工房です。このレンガ造りのお洒落な建物にはショップやカフェ、絵付け体験ができるデコレーションスタジオもあります。


駐輪禁止の看板もエマブリッジウォーターを代表するデザインのポルカドットでかわいいです~。


エマ・ブリッジウォーター ポルカドット プレート 16cm

エマブリッジウォーターの創業者のエマは、母親への誕生日プレゼントとしてカップソーサーを探していました。エマの頭の中には、母にぴったりの贈りたいカップのイメージがあったのですが、どこを探しても見つけることは出来ませんでした。ならば自分で作ろう!!と、自分自身が求めるカラフルで美しく実用的な陶器を作る会社として、1985年に、イギリス陶磁器発祥の地ストークオントレントにエマブリッジウォーターを創業しました。

エマブリッジウォーターは、全てハンドメイドで作られています。ひとつの商品がお客様の手に届くまでにおよそ30人もの職人さんが携わっているそうです。

カラフルで美しいエマブリッジウォーターの絵付けは2つの方法があります。


 

 

1つは“リソグラフ”という転写紙によるプリントです。レギュラーコレクションであるフラワーシリーズのデザインがこの手法で作られています。

エマ・ブリッジウォーター マリーゴールド 19SS マグ 340cc

 


 

2つ目が“スポンジウェア”と呼ばれる、自社でハンドカットされたスポンジスタンプを使う方法です。カラフルで魅力的なデザインは、全てエマ本人がデザインしています。そしてそのスポンジにインクを付け、素焼きした陶器に直接模様を付けていきます。手押しスタンプの為、色の濃淡等はありますが、それもハンドメイドの魅力の一つです。

エマ・ブリッジウォーター ナイフ & フォーク マグ 340cc

 

ということで、エマブリッジウォーターの絵付け体験をしてきました~~!。

 

 

作業場もお洒落なレンガの壁とカラフルなテーブルクロスで気分が上がります。

まず初めに、素焼きされたマグやプレート、ボウルなどの中から自分が絵付けしたいものを選びます。私はマグを選びました。
絵付け体験をしている人は若い女性や子どもが多く初めは賑やかでしたが、みなさん夢中で絵付けをしているうちに気が付いたら静かになっていました。

絵具とスポンジのスタンプを使ってデザインしていきます。スポンジの種類は多種多様で、お花や、動物、アルファベット、国旗やフルーツ、ダブルデッカーや衛兵などイギリスらしいモチーフもありました。

絵具の種類もたくさんで、出来上がった時の発色が分かるプレートを参考に色を選びます。

 

濡らしたスポンジに色を載せていきます。一つのスポンジに複数の色を載せることもできます。

自分で絵を描きたいというクリエイティブな人は、スポンジを使わずに筆で直接素焼きの陶器に絵を描くことも可能です。私はまったく絵心がないのでスポンジ一択です。

じゃじゃーん!!!デザインが完成しました!

簡単そうに見えますが、スポンジスタンプを強く押しつけると模様が潰れてしまい、弱く押すとかすれてしまうので、ちょっとした力加減が難しかったです。どんなスタンプでも綺麗にバランスよく組み合わせて模様をつけている職人さんはやはりすごいなあ。。と感じました。絵付けした陶器は工場で焼いてもらった後、日本まで郵送してもらえます。職場で毎日愛用しています♪

カラフルなデザインでとってもかわいいエマブリッジウォーターの陶磁器は見ているだけで気分が明るくなります。自分用だけでなく、プレゼントにもピッタリですね。

 

英国特集もぜひご覧ください;)

https://www.le-noble.com/event/british/

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